私、今の今まで、本当の意味で「この世界は顔面とコミュ力で決まる」って気づいてなかった。
今、はじめて心の奥底から実感した。
世の中は理不尽だ。
不公平だ。
どれだけ真面目に生きても、どれだけ他人を気遣っても、どれだけ優しい心を持っていても「顔面とコミュ力」以外にはなんの価値もない。
私は今まで努力してきた。
でもなにひとつ報われなかった。
優しい人は損するし、真面目な人ほど損するっていうけど、現実はそうじゃない。
優しくても、真面目でも、顔さえ良ければ、嫌な思いをすることはほとんどない。
嫌な思いをしたところで、今までのプラスの記憶があるから、顔が良い人は、自己肯定感が下がらない。
自己肯定感が高い人は、コミュ力も高くなる。
周りからの歩み寄り度合いが違うからね。
おんなじこと言ってても、顔が良い人の話しにはみんな耳を傾ける。
世の中、そういうふうにできてる。
僻んでるのが悪いって言われるけど、結果的に僻むしかないんだって、やっと気づいた。
何をやっても否定される。
偉そうにされる。
私の居場所なんかどこにもないのに、私の居場所がなかったところで、快適に楽しく生きている人がいると思うと、吐き気がする。
それがその人の努力なら、よかった。
でも現実はそうじゃない。
同じくらいの努力でも、扱いには天と地ほとの差がうまれる。
私の人生は、ずっと水のなか。
逃げても逃げても、水のなかから抜け出せない。
私が悪いって言われても、もうどうしたらいいのか分からない。
私はこんな世界じゃ生きていけない。